手首関節の使い方についてVol.1

Kawakita Method®理論

手首関節の構造と動く方向について

図のように、手首関節は4方向に動きます。
橈屈・尺屈・背屈・掌屈とうくつ しゃっくつ はいくつ しょうくつ
と言います。
Kawakita Method®では、手首関節の動きを最大限に活用して、インパクト重視のストロークを構築しています。
どのようにして、フォアハンドとバックハンドのストロークを実現しているのでしょう?
少し解説します。

フォアハンドストロークの手首の使い方

Kawakita Method®での、フォアハンドストローク技術の習得には専用サポーター「フォアハンドストロークマスター」を使います。
シャトル投げの記事動画でも説明していますが、指一本分尺屈側しゃっくつへ動かし、その状態で背屈を最大にします。
これで、準備が出来た状態となります。この形に手首を導いてくれるのが専用サポーターです。
後は、肘を90度に保ち、肩の位置はゼロポジションに固定、そのまま身体を回転させシャトルをインパクトします。肩を動かしたり、腕を引くような動作は全く行いません。
インパクトは、人差し指の付け根当りを意識して手首を動かします。
勢いがあるので手首が掌屈側へ動きすぎ、いわゆる猫手になるのが心配ですが、専用サポーターを装着して、ストローク練習することによって、掌屈側へ動かない様にプレートが制限してくれ、しっかりしたインパクトが出来ます。
たったこれだけで、非常にコンパクトでインパクトがしっかりしたストロークになります。
シャトルの飛びも、手首+肘だけで打った場合でも、ダブルスのロングサービスラインから相手コートの中間あたりまで飛ぶことを実証しています。
また、手首+肘でインパクトが構築されるので、ショットのコントロールが格段に良くなります。
自分で打ったシャトルが同じ所へ何度も落ちていくのは、うれしいですよね。
余談ですが、回内回外でのストロークをしていると思っている人も実は、オーバーヘッドストロークのインパクト時には、手首が橈屈とうくつ側へ伸びていることが分かっていますし、手首も背屈動作をしている事もビデオなどで見ればわかります。
Kawakita Method®では、その「自然」になってしまっている動作を理論的に分解し、手首関節の構造に沿ったストロークとなっているので、ケガなどもしにくくなります

バックハンドストロークの手首の使い方

Kawakita Method®での、バックハンドストローク技術の習得には、専用サポーター「ハイバックストロークマスター®」を使います。
バックハンド習得は教室の動画を見てもらうと詳細が分かりますが、手首関節の橈屈とうくつと尺屈の可動域、合計80度を使ってインパクト重視のストロークを構築しています。
バドミントンのダブルスゲームでは、使用するショットの約7割がバックハンドであると言われています。
また、それだけ多く使用するショットなのに、初心者の方が一番習得するのが難しいストロークと言われています。
Kawakita Method®では、専用サポーターを装着、橈屈とうくつ側へ手首を動かして準備完了です。
そこから、親指を使って、手首を尺屈側に動かします。
手首関節が尺屈への動きが完了したところから、自然に回外動作へ移行していくように、専用サポーターのプレートが導いてくれます。

ラケットを回してラギングバックしたり、いったん逆に引く回内動作行わずに、インパクト重視のストロークが構築可能です。

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